2025年5月の記事一覧

避難訓練(地震)

5月16日に、地震発生を想定した避難訓練が行われました。

定時制の授業時間帯は夜のため、地震により停電が起こった場合は、暗闇の中を避難しなければなりません。慣れている学校内であっても、暗闇では怖さや危険性が高まります。そのような状況でも、障害物につまずいたり避難経路を見失ったりせず、安全に避難できるよう、教室や実習棟からの避難訓練を行いました。

全校生徒の避難が確認できた後は、全体指導がありました。日本で生活する以上、地震を避けることはできません。自分の命を守るために適切な行動をとること、いざという時の集合場所等について家族間で共有しておくこと、といった地震に対する心構えについて、教頭からお話をいただきました。

被害を最小限にとどめられるよう、日ごろから防災意識を高めましょう。

スマホ・ケータイ安全教室

5月14日(水)に、スマホ・ケータイ安全教室が行われました。

KDDI スマホ・ケータイ安全教室認定講師 沼本敏和様より、スマートフォン等の使用に潜む様々なトラブルや、賢く使いこなすための正しい知識についてご講演をいただきました。

「SNSへの安易な投稿」、「ゲーム依存と過剰な課金」、「闇バイトの誘惑」といった内容の動画を視聴し、なぜこのようなトラブルが起こってしまったのか、振り返りを行いました。

常にインターネットにつながっているスマートフォンはとても便利なものですが、同時に、一生消えない傷を生み出す危険性をも持ち合わせています。自分の行動をよく考えること、感情に流されず立ち止まって冷静に考えることが重要、とのお話をいただきました。それから、使用にあたってルールを作る、フィルタリングや時間制限機能を利用するといった、インターネットに支配されないためのポイントについても教えていただきました。

万が一、トラブルに巻き込まれてしまった場合は、一人で悩まずに保護者や学校の先生など、周りの大人に早めに相談することが大切です。警察等の各相談窓口が掲載されているリーフレットもご紹介いただきました。

最後に、生活安全委員会の委員長よりお礼の言葉をお伝えしました。
沼本様、有意義なご講演をありがとうございました。

開校記念式典

「日本の文化を体現し楽しむ“着物と民謡”」と題し、和裁士の川岸美枝子先生に記念講演をいただきました。
高校卒業後から和裁の世界に入り、「男仕立て」という全身を使って着物を縫製する手法を体得なさった先生ですが、過酷な下積み時代には葛藤や落ち込みも経験したとのこと。
しかし、『一流の仕事をするなら、一流の苦労をしなさい』という大先輩の言葉に奮起し、32歳で技能グランプリ全国大会優勝、45歳で現代の名工への認定、51歳で黄綬褒章受章と、和裁のプロフェッショナルとしての道を歩んでこられました。
これまでのご経験をうかがった後は、さまざまな着物を纏った生徒と教員が一人ずつ壇上で紹介され、それぞれの着物の意味、生地や仕立てについて丁寧にご説明いただきました。
また、終盤には川岸先生が唄、飯島高広先生と飯島奈津美先生が尺八と馬子唄鈴の伴奏をしてくださる中、有志の生徒も楽器の演奏に加わり、「碓氷馬子唄」が披露されました。
体現し楽しむという演題そのものの、とても充実した記念講演となりました。

生徒総会

5月7日に、令和6年度生徒総会が行われました。

生徒総会では、生徒会本部役員を中心に、昨年度の生徒会活動のまとめや決算の報告、今年度の生徒会活動や予算案の提案などが行われました。
生徒の皆さんは個々の学習用端末で議案書を確認しながら、総会に参加しました。議事へのご協力、ありがとうございました。
また、準備や運営に当たった生徒会本部役員の皆さん、お疲れ様でした。